bonlog

フルートとクラッシックとアマオケのことなど。

本番の「あがり」・「緊張」について

えー、こんばんは。bonです。

 

この頃、楽器のことばかりネタにしてきたので、

今回違うネタにします。多分、このブログで一番重要な記事だと思います。

 

皆さんお分かりかと思いますが、たとえ良い楽器を持ったとしても、

音楽にあふれた良い演奏ができないのでは、全く意味がありません。

結局、問題なのは奏者自身であって、僕は、楽器は特に問題がなければ

どうでもいいと思っています。

 

さて、本題ですが、本番の「あがり」・「緊張」についてです。

1年ぐらい前、パイパーズでアレクサンダーテクニークの連載があったのですが、

連載の最終回(351号)を読んで、目から鱗が落ちました。

ですので、ご紹介したいと思います。

 

その筆者によると、「あがり」・「緊張」は体中のエネルギーが高まり、

身体が最高のパフォーマンスができるよう活動している為、と書いていました。

・心臓のドキドキは体中に積極的に血液を送るため。それにより脳のと筋肉の動きが

 活性化される。

・汗は新陳代謝を高めているため。

・手足の震えは筋肉が急に活発になったので、身体がバランスを高速で

 取り直しているため。

・口の乾きは、集中力が高まりつつある現象の一部。

と無意識の内に、身体が本番に向けて身体の機能を高めているそうです。

 

ですが、この状態は、何か危険に直面したとき、身体が自分を守ろうとして

身体の機能を高めたときの反応と同じなのだそうです。

そのため、この状態になったとき意識的・無意識的にかかわらず、

「危険である」と判断してしまい、パニック状態になってしまいます。

 

その演奏に支障をきたす、パニック状態を起こさないようにするには、

どのようにすればよいのか?ですが、「あがり」の兆候を感じ始めたら、

本番は危機に直面しているのではないので、

「身体の反応は、よい演奏をするために身体が機能を高めているため」と

思い直すこと、と薦めています。

 

これを読んだとき、なるほど!と思いました。それ以来、本番前には

身体が準備しているんだな、と思うようにしています。

おかげで、ずいぶん意識が変わりました。

僕自身、以前所属していたアマオケで、長いソロを吹かなくてはならなくなり、

合奏練習中にあがって身体が震えだしてしまい、途中でまったく吹けなくなった

ことがありました。本番でなくて本当によかった。(汗)

それからしばらく、ちょっとトラウマになりかけましたが 、

何度もステージに上がる内、あがりはしましたが、トラウマにはならずに

すみました。

 

以前、この話を今のオケに紹介した事があったのですが、

興味を示したのは管楽器の人たちとコンミスだけで、他の弦楽器の人たちは

あまり感心が無いようでした。

管楽器は1パートに一人、弦楽器は1パートに複数いるわけですから、

受け取り方・感じ方が違うようです。僕には信じられませんでしたが。

 

しばらく前、今のオケでソロを吹く機会があり、演奏会後の打ち上げで、

あるバイオリンパートの女性から、「今日のソロはとても奇麗で、

良かったですよ!フルートってソロがあるから、大変ですね。」

と言われ、唖然とした事がありました。(実際はソロの途中で迷走してました…)

そのときは「ありがとうございます。」とお礼を言ったのですが、

心の中では、「あなたの楽器もソロ楽器じゃないですか!」と思っていました。

オケの本番でソロを演奏をする機会がなくても、伴奏だけのパートにいたとしても、

簡単な曲で十分ですから、独奏する意識・練習があれば、オケがもっとうまくなる

と思うんですが…

 

最後はグチになってしまいましたが、この辺で。

では。

 

追記:僕がパイパーズで読んだ記事の筆者であるバジル・クリッツァーさんから

   コメントをいただきました。より詳しい説明がありますので、

   こちらをご覧ください。

   http://www.umakunarou.com/あがり症の対処法/

   また、バジルさんのサイトをサイドバーのリンクにも登録しました。