またまたパールのピッコロ
えー、こんばんは。bonです。
あのー、あまり面白いフルートネタがないので、
またまた僕の楽器についてです。申し訳ないです…
さて、以前、僕がパールのピッコロを使っている事をご紹介しましたが、
ケースの中身をお見せしていませんでした。
こんな風になっています。
買ったときに付いていたウェーブの頭部管と、後から買ったストレートの
頭部管の2本を入れてあります。右がウェーブ、左がストレートです。
どちらも、木管ではなくグラナディッテ製です。
先日、ヴェルディのレクイエムの本番は、三響の金属管ピッコロを使ったのですが、
それ以来、いつも使っているウェーブ頭部管の音に、もうちょっと冴えというか、
高次の倍音の含まれた音と言うか、そんな音がでないかな?と思うようになりました。
先日、ベートーヴェンの「運命」4楽章のピッコロを吹くとき、
たまにはストレートで吹かないと楽器に怒られるかな?と思ったので
ストレートで吹いてみたのですが、高次倍音のよりはっきりした音がしたので、
次の演奏会にはストレート頭部管で行く事に即決定。
これまで吹かなかった事に反省…たぶん怒ってるでしょうね…ストレート頭部管。
ストレート頭部管は、ウェーブのものよりも後に発売になり、その後すぐに入手
したので、3〜4年ぐらい経っていると思いますが、音の丸さと吹きやすさで
ついついウェーブばかり使っていました。
このごろ、お蔵入りしていた楽器が大活躍しているわけですが、
僕の下手っぷりと楽器の怒りっぷりに本当に反省しております。
まだお蔵入りしている楽器や頭部管があるので、
それらのケースを開けるのが少し怖いです…
ちなみに、ストレート頭部管のヘッドコルクは、以前調整したときに
交換済みなので、買った当時のままではありません。
それと、パールのピッコロについて一言。
この楽器、#G1・#G2・#G3ともに音程が低いです。
以前、上野のパールでのピッコロ講習会に参加したとき、
店員さんから「使ってみていかがですか?」と聞かれたので、
「#Gが低いです!」とお話ししたところ、どうも試作品では
もっと低かったらしく、製品では修正したそうです。
2年ほど前、いつもの楽器屋さんで、あるプロ奏者の方にその話をしたのところ、
実際に吹いて試され、「確かに低いけど、これぐらいはアンブシュアで
十分調整できるよ!」とのことでした。
とういうわけで。
では。