アルタス VA頭部管について 1
えー、こんばんは。bonです。
度々更新が遅れており、大変申し訳ないです。
何のネタにするか悩んでいるうちに、一週間が経ってしまいました。
さて、先週、銀座の山野楽器さんで、フルートの試奏会があったのは
ご存知かと思いますし、実際行かれた方も多いかと思います。
僕は土日の予定が埋まっていたので、金曜日に仕事を切り上げてから行ったのですが、
着いたのが終了30分前だったので、あわてて三響・パール・アルタスで試奏と話をし、
アイハラフルートの相原さんと、以前購入したフットベルについて話をしました。
僕はアルタス・ユーザーなので、グローバルの営業さんと話をしていた時間が
一番長かったわけですが、ちょっと色々と聞きたいことがあったからです。
その聞きたいことは頭部管についてだったのですが、試奏会では展示していなかった
ので、その頭部管についてネタにしようと思います。
昨年春頃、デニス・ブリアコフ監修の頭部管が発売される、と楽器店のHPや
いくつかのブログさんで紹介されていました。
その年の秋頃にあった試奏会(銀座ヤマハさんだったかな?)で
アルタスのブースに行ったところ、その頭部管は展示されていなかったので、
ブリアコフ監修の頭部管を作ったそうですね?とグローバルの営業さん
に聞いてみました。(今回の山野楽器試奏会にいた人とは別の方)
「今回持って来ていないけど、VA頭部管というものです。ストックがあるので、
楽器屋さんに試奏したいと言ってもらえば、取り寄せ・試奏できますよ。
それと、ブリアコフが監修したというより、意見を聞いて、こういうの作ったのでと
試してもらったら、”いいね!”と言われたものなんです。実際には、彼は別の頭部管
使ってますし。」とのことでした。
さらに時が経ち、今年の2月にいつもの楽器屋さんに調整に持って行ったとき、
頭部管を探しているので、いくつか試奏させてほしいとお願いして、
アルタスのPS・AL・ALの歌口の穴が小さいもの、アリスタなど吹いてみたのですが、
いまいちピンと来ませんでした。アリスタにはビックリしましたが。
対応してくれたのはいつもの店員さんではなく、男性の店員さんだったのですが、
その僕の様子をみて、「こんな頭部管吹いたことありますか?」とショーケースの
裏から出して来たのが、VA頭部管でした。
ネットで写真を見たことがあったので、すぐに分かりました。
僕 「VA頭部管じゃないっすか!」
店員さん「吹いてみますか?」
僕 「吹きます!吹きます!」
店員さん 「お使いなのは1507ですよね。じゃ958のもので。」
で、吹いてみたら、吹きやすい。ただ、今までのアルタスとは傾向が全く違う
吹奏感・音なので、不思議な感じでした。
店員さん「いかがですか?」
僕 「結構良いですね。気に入りました。」
店員さん「今ならこのお値段でいけますよ。」
僕 「お!思ってたより安いですね!」
店員さん「お客様、ウチ来月決算なんで、さらにお安くできますよ。うひひ。」
僕 「まじすか!検討します!ぐへへ。」
…というわけで、後日再度試奏しに行き、店員さんのアドバイス通り、
3月に購入してしまいました。
こんな感じのものです。
専用ケースに入っています。
ケースをあけると、頭部管とヘッドキャップが2個入っています。
変わった形のリッププレートですが、
リッププレートの前が極端に折り曲がったタイプだからです。
一時期、同じような形のものがいろんなメーカーさんから出ていました。
アルタスと言えば、オールドフレンチを意識したメーカーという
イメージでした。そのアルタスが、こんな過激な形の頭部管を作るとは
想像だにしていませんでした。
写真追加。正面から。分かりにくい写真ですが、
リッププレート正面は、真っ直ぐになっています。
この前、アルタスのカタログをもらって来たのですが、
今年の5月時点での価格表には、VA頭部管が記載されています。
カタログ自体には写真は載っていませんが。
というわけで、次回はもうちょっと細かくご紹介します。
では。